【6ステップ】新築一戸建てを購入する時の流れを分かりやすく解説
当ブログでは、 複雑な不動産手続きを分かりやすく解説しています。
今回は、新築一戸建てを購入する時の流れを解説します。
手続き内容を理解しておくとスムーズに契約を進めることができるので、理解しておきましょう!
新築一戸建てを購入する6ステップ
新築一戸建ての流れは大きく分けて6ステップに分かれます。
順番に解説していきます。
購入の申し込み
物件を内覧して気に入ったら『買付証明書』に「価格交渉」や「購入条件」を記入して売主に通知します。
ここでお客様から「少し考えたいので物件を仮押さえしてくれますか?」と質問されることがあります。
しかし、不動産の売買は賃貸契約と違い物件を止めることができず、購入するかしないのかの2択しかありません。
また、買付証明書を記入するとキャンセルはできないと思ってください。
お家の購入は決断力も大事ですが、軽い気持ちで申し込みをおこなっては駄目です。
住宅ローンの事前審査
購入する物件が決まり買付証明書を提出したタイミングで銀行に住宅ローンの事前審査を申し込みます。
事前審査の必要書類
- 身分証明書
- 健康保険証
- 源泉徴収票
- 物件資料
一般的には、買付証明書を記入してから約1週間後に売買契約をおこなうので物件探しと平行して銀行や金利プランも検討しておくことをオススメします。
売買契約の締結
住宅ローンの仮審査に通ったら売買契約の締結です。
当日のスケジュールは下記のとおり
まずは、宅地建物取引士から購入不動産の重要事項説明がおこなわれます。
その際は、しっかりと内容を確認して分からないところがあれば質問をして理解してから記名・捺印しましょう!
次に売買契約を締結します。
契約書には物件所在地・売買代金・引き渡しまでの諸条件などが記載されています。
売主・買主双方が確認して問題なければ契約書に記名捺印をして契約が成立です。
当日に必要なもの
- 実印
- 印鑑証明書
- 本人確認書類
- 手付金
- 印紙代
最後に手付金・印紙代の支払いです。
手付金は売買代金の一部を先に支払うもので、新築一戸建ての場合は100万円が一般的、印紙代は1 万円です。
住宅ローン契約
売買契約が終わったら住宅ローンの本申込みます。
事前審査に通ってから新たな借入などしてなければスムーズに融資の返事がきます。
住宅ローン本審査の必要書類
- 事前審査時の書類
- 売買契約書
- 住民票
- 住民税課税証明書
本審査が終われば銀行と金銭消費貸借契約を締結します。
この時に
- 借入金額
- 金利プラン
- 保証料額や支払い方式
- 諸費用額
が確定します。
銀行によっては金銭消費貸借契約と引き渡しを同時におこなうこともあります。
また、金銭消費貸借契約を締結する際に借入金額に応じた印紙税が必要なので用意しておきましょう!
立ち会い
住宅ローンの本審査に通過したら、購入物件にキズや不具合がないか売主・施工担当者が立ち会いで内覧をおこないます。
キズや不具合があれば売主に確認して、引き渡しまでに修繕してもらいます。
その際に、採寸もしておけば家具の購入がスムーズに行えるのでオススメです。
引き渡し
最後は、残代金や諸費用を支払ってカギを受領する引き渡しです。
引き渡しは通常買主が住宅ローンを契約した銀行でおこなわれます。
銀行には下記の人たちが一斉に集まります。
- 売主
- 買主
- 不動産会社
- 司法書士
- 銀行担当者
- 火災保険担当者
残代金と各種諸費用を支払先に支払って、カギを受領すれば無事お家はあなたのものとなります。
これで手続きは無事完了です。
あとはお好きなタイミングで引っ越しして新生活をスタートしましょう!
税金の優遇措置は忘れずに
補足で新築一戸建てを購入した人はチェックするべき優遇制度をご紹介します。
これらの優遇制度は新築一戸建てを購入した人ならほとんどが対象となるので、忘れずに手続きしましょう!